プロ野球で名球会入り「2000本安打」を達成した広島・新井貴浩

新井貴浩

ようやく2000本という金字塔を打ち立てた。もう駄目だろうと何度もカープファンたちは思ったことだろう。広島カープの新井貴浩が2016年4月26日の対ヤクルト戦でプロ18年目にしてプロ通算2000本安打を達成させた。

残りあと1本と迫って迎えた神宮球場でのヤクルト戦には、広島からもカープファンが長い列を作って、神宮球場の開門を今や遅しと待っていた。プロ野球ブログなどでもこの日の話題は新井が2000本を達成するかということがメーンだった。

そしてその瞬間はついにやってきた。ヤクルトの先発は左腕の成瀬で、3回無死二塁とチャンスで新井に打席が回ってきた。そして思い切って引っ張った打球が左翼線二塁打となり、史上47人目、大学卒(駒沢大)としては12人目、広島カープとしては山本浩二、衣笠祥雄、野村謙二郎、前田智徳以来となる5人目の快挙を達成した。

この日のテレビや新聞はもちろんインターネットなどのスポーツサイトでは、新井の名球会入りの話で持ちきりだった。ヒーローインタビューでも「ありがとうございます」と帽子を取って球場を360度見渡して、観客の声援に応えていた。「チームメイトのお陰で達成することができた」と感謝の言葉を口にしていた。

阪神に移籍して、また古巣の広島に戻ってきての2000本安打達成。金本知憲・阪神監督もこの偉業に「きもいっすね」とお決まりの言葉で最大限の賛辞を送っていた。

プロ野球は賭博問題で少しくらい雰囲気で今シーズンを開幕させたが、この新井の偉業がプロ野球ファンたちへ力となって届いてほしいと心から思う。

【新井貴浩2000本安打達成ヒーローインタビュー】